IYH!

はじまりは侍

それは、数量限定で特価販売(\1,980)していたAndy Samurai Masterを購入したことが切っ掛けだった。すでに型遅れの製品だが、二段式の巨大な放熱フィンと6本のヒートパイプを眺めていると、期待とともに熱い何かがこみ上げてきた。そして連鎖的に、かねてより気になっていたAMD社のCPU PhenomII 720BEをポチっていた。しかし、これではいかんと、一晩おいて冷静さを取り戻そうとした。
翌日、起きて早々にマザーボード、メモリー、ハードディスクをポチっていた…。

購入したパーツの紹介

Andy Samurai Masterとリーテルクーラー_1Andy Samurai Masterとリーテルクーラー_2

まずはAndy Samurai Master。PhenomII 720BEに付属してきたリテールのクーラーと並べてみると、その巨大さがおわかりいただけるかと思う。また、今回導入するFoxconn社のマザーボードA7DA-Sに乗せるにはそのままだとノースチップ冷却用のヒートシンクとCPUファン固定用の金具が接触してしまい、ファンをロックすることが出来なくなってしまう。そこで、取り付けには少しだけ工夫が必要となる。ノースチップ側(ファンからすると下側)の固定金具を最初からロックしておき、その状態でマザー側の固定用爪に引っかける。そして反対側の爪にも固定金具を引っかけ、こちらはこの段階でロックする。これで固定完了。作業自体はそれほど難しいということも無いが、知らないとノース用のヒートシンクを外さないといけないので、注意が必要だ。

PhenomII 720BEPhenomII 720BE

次はCPU。今回はAMD社のPhenomII。爆熱な上、あまりクロックを上げることが出来なかった先代のPhenomと異なり、IIの方はオーバークロック(以下OC)耐性も高く、発熱も比較的低い。
購入した720BEは4コアの内、1コアを使えないようにロックして3コアとしたモデルで、キャッシュメモリーは二次が各コア毎に512KBytesで三次に6MBytesと多め。クロックは定格で最大2.8GHzですが、Black Editionなので最大倍率のロックが解除されている。だから、FSB(Front Side Bus)のクロックを上げずに、無理なくOCが出来る。ソケットはAM3(938ピン)とAM2+(940ピン)の両方に対応しており、メモリーもDDR3とDDR2に対応している。また、運がよければ無効化されたコアを有効にして、4コア化することも出来るという話だ。(入手した720BEは4コア化成功報告の多いロットではなかったが)

FOXCONN A7DA-S 全体写真FOXCONN A7DA-S バックパネル

今回購入したパーツで一番悩んだのはマザーボード。最初の悩みは、最新のDDR3メモリーに対応したAM3を採用したものにするか、DDR2とAM2+で比較的枯れた構成にするかということ。DDR3の価格もだいぶ下がり、DDR2に対しての割高感は減ってきているが、色々なところであがっているベンチマークテストの結果を見る限り、その差はほとんど無い。ならば、動作報告も多く、技術的にも枯れているAM2+のマザーでいこうと決めた。
チップセットは720BEの4コア化を試してみたいと言うこともあり、790FX+SB750の組み合わせに決めていた。悩みはどのマザーボードにするかということ。なかなかコレ!という板が無い。結局、購入者が多いこと、価格の安さ、オンボードのネットワークチップが蟹さんマークのRealtekではなく、BroadcomであるということからFoxconn社のA7DA-Sに決めた。Foxconn社のマザーボードは独自のルートを持ち、ほぼ国内独占となっているDos/Vパラダイスにて、他とは桁違い価格で売られていたりする。A7DA-Sも(そもそも他ではあまり扱っていないが)他店では1.5万円前後するのだが、ここでは9,980円(2009年5月現在)と2/3ほどの価格だった。

A-DATA DDR2 SDRAM PC2-6400 ヒートシンク付き

メモリーはPatoriotあたりのヒートシンク付きを考えていたのだけれど、Dos/Vパラダイスでマザー、ハードディスクと一括して頼みたかったので、同店で扱っていてヒートシンク付きなA-DATAの2Gx2を1セット。5千円弱と、1年ほど前に購入したTeam社のDDR1Gx2の半値で容量は倍となった…。

Western Digital WD3200AAKS

起動ドライブはまだSSDは高いのでハードディスク。1プラッタで容量の多いものということで選択。Segateが500Gで最大となるのだけれど、同社の製品は最近欠陥が発覚し、さらにその後の対応も酷かったので購入する気にはなれない。ということで、日立でも良かったのだけれど、最近好印象のWestern DigitalのWD3200AAKSに。プラッタは320Gで、SATA2、7200RPM、キャッシュ16M。

Saphire Radeon HD 4670 GDDR3-512M

最後に追加で購入したのはビデオカード。当初は比較的高性能なオンボードビデオ機能を利用し、そのうち動画の変換補助やPhoto Shopなどの機能補助にも使えるCUDA搭載のnVidiaのカードでも買うかなと思っていたが、友人がPCIex16が1スロットしかないのにRadeon HD4670を2枚購入していたので、PCサポートのついでに格安(4K円)で1枚を引き取ってきた。Saphire製のリファレンス仕様なボードで搭載メモリーはGDDR3で512Mでした。DVIx2にS端子出力付きで、DVIからHDMIへの変換アダプター付属。

※ Radeonの最近のモデルではPhoto Shop CS4のハードウェアクセラレーションに対応していました。いまのところ、回転や拡大など一部のツールぐらいにしか対応していないようですが。

組み立て

A7DA-S SocketAM2+PhenomII 720BE@A7DA-S

連休初日の土曜の夜にすべての商品が届いた。まずはマザーボードにCPUを乗せ、ファンとメモリーを装着して起動テスト。BIOSのバージョンによってはCPUを識別出来ないどころか、認識出来ずに起動も出来ないという話を聞いていたので、かなり不安を抱いていた。最悪、ショップに持ち込んでの有償BIOSアップデートか、オークションあたりで1~2千円程度で買える、同板で認識可能なCPUを入手しないといけないからだ。

Andy Samurai Master on A7DA-S

この板(A7DA-S)は基板上に起動スイッチとリセットスイッチが搭載されている。だから、わざわざPCケースに組み込んだり、別途スイッチ用意したり、ドライバーでショートさせたりする必要が無い。なにげに便利だ。

こちらの不安をよそに、CPUはあっけなく認識された。最新のBIOS(81BF1P08)が組み込まれていた。だが、このBIOSは4コア化出来ないように対策されたバージョンだ。一応、BIOSメニューにて、Advanced Clock Calibration(AOC)をAUTOにしてみる。設定を終えて再起動すると、PCは立ち上がらなかった。CMOS設定をクリアする羽目に…。4コア化の再チャレンジはBIOSのダウングレードなどの手間もあるので、延期した。

拡張カード3.5”シャドウベイ

今回はメインPCの入れ替えとなる。いま搭載されているマザーボードをCPUやメモリーを搭載したまま外し、ATAハードディスク(U-ATAx4、S-ATAx1)中、U-ATA1台を勇退のために外す。光学ドライブはU-ATAなので、サーバのS-ATAと交換した。拡張カードはPromiseのATA133カードのみ残し、IntelのネットワークカードPRO/1000MT Desktop Adapterも外した。後はCPUやメモリーなどを搭載したまま、AsusのA8Vをケースから取り出した。これは、いずれクロックを下げてサーバ機に乗せ換えようとようと思っている。

マザーボードの固定用ねじ穴は変わらないので、さくっと取り付け。全てのケーブルをつなげ、起動を行いBIOSにて全ての機器を認識しているか確認した。問題は発生せず、とりあえず安堵する。そして、スパゲッティなケーブルをある程度整理し、ケース内部で空気が流れやすいようにして組み立て作業は完了した。

組み立て作業を完了しての雑感。

今回は初めてFoxconn社のマザーボードを利用した。電子機器のOEM生産では世界ナンバー1の会社なので名前だけは知っていたが、購入することは無かった。最近でこそDos/Vパラダイスで簡単に購入出来るようになったが、それまでは同社の製品を店頭で見ることはあまり無かったからだ。今回は、そのへんで興味もあり、購入してみた。

購入してみての印象は、見た目や基盤の作りといったハードウェア的なところは比較的しっかり作られているように感じた。実売9800円ながら、ハイエンドチップセットでオールアルミ固体コンデンサ、VRMとノースチップに大きめのヒートシンクがつきそれぞれをヒートパイプで連結、オンボードビデオ用にLFBを128Mを搭載し、IEEE1394も搭載というかなりリッチな仕様だ。しかし、マニュアルの誤記(解説用の写真でピン位置の説明が逆などあり得ない)やBIOSの不備や開発の遅さなど、ソフト的な面では同業他社に比べるとかなり劣っていると言わざるおえない。

さて、ここまでの作業で2時間ほどかかっただろうか。荷物を夜間配送指定にしておいたので届いたのが9時過ぎだったため、もう日付が変わる時間にさしかかっていた。連休でもあるし、ここは休もうと思ったが妙にハイになっていたためOSのインストール作業に突入した…。

が、今回の更新はここまで。あまり長くなりすぎても読みにくいかなと。マザーボード以外の雑感や、OSインストール後の話は次回に。

メインマシン構成
CPU AMD Phenom II 720BE (x3,2.8GHz,L2:512Kbx3,L3:6Mb)
Mother Board Foxconn A7DA-S(AMD790GX+SB750)
Memory DDR2 PC6400 4G(2G+2G)
Video AMD Radeon HD4670(512M)
Capture Canopus MTU-2400F (USB)
HDD WesternDigital WD3200AAKS(S-ATA2,320G)
Segate ST3160021A(IDE,160GB)
Hitachi 7K250 HDS722512VLAT20(IDE,120G)
WesternDigital WD2500JB(IDE,250G)
WesternDigital WD500AAKS(S-ATA2,500G)
DVD±RW Optiarc AD-7170S-BK(S-ATA)
Sound On Board(Realtek ALC888GR)
ATA Promise Ultra133 TX2
ether On Board Broadcom BCM5784(1000BASE-T)
本体ケース Sunbeamtech Freezing Storm-BK
Power 玄人志向 KRPW-V560W(560w)
Keyboard Filco FKB91JP
Trackball Logitech TrackMan Wheel
ルーター Aterm BL170HV
スキャナー Canon N656U(600dpi)
Monitor Green House GH-JEF223SHB(22" WSXGA+,HDMI)
+ DN-ARM192(モニターアーム)
OS WindowsXP Professional SP2

サブマシン構成 (録画&各種サーバ用)
CPU Intel Pentium4 2.4c(2.4Ghz)
Mother Board GIGA-BYTE GA-8IPE1000Pro(i865PE)
Memory 1G(512M+512M)
Video Leadtek WinFast A340 TD(nVIDIA GeForce FX 5200 128M)
Capture Buffalo MV5DX/PCI
HDD 日立 HDS721680(IDE,80G)
日立 HDS72808(IDE,80G)
WesternDigital WD10EADS(S-ATA,1T)
Maxtor 4R120L0(IDE,120G)
DVD±RW Optiarc AD-7170S-BK(IDE)
Sound Creative SoundBlaster128
ATA 玄人志向 ATA133RAIDPCI
ether 玄人志向 GBE-PCI2(1000BASE-T)
本体ケース Celsus WN-600BK
Power Nextwave Silent King2 HK400-13BP-2(400W)
Keyboard NEC CMQ-5C03L B
Trackball Logitech TrackMan Wheel
Monitor e-yama 19AC1
OS WindowsXP Professional SP2

地デジ録画用PC(CUBE型)
CPU Intel Pentium4 3.2Ghz(Northwood)
ベアボーン Windy Tipo800i AP
Mother Board A-OPEN UX4SG-1394(i865G)
Memory 1G(512M+512M)
Video ATI Radeon9550(128M)
Capture SK-NET MonsterTV HDUS
HDD Segate 200G(IDE)
DVD±RW NEC ND-3520A(Rx16,RWx8)
Sound on Board
ether on Board(Broadcom BCM5702(1000BASE-T))
Keyboard Filco FKB91JP
Trackball Logitech TrackMan Wheel
Monitor e-yama 19AC1
OS WindowsXP Home SP2

 
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