仁義なき戦い@Windows2000
つきあい始めてから一月 その後の報告

Wondows2000を常用しはじめて一月ほど経った。これまでに原因の分からないトラブルは皆無であり、使用中にOSが落ちることは未だ無い。NT4より堅牢な印象を受ける。この快適さに慣れてしまうと、もうメインのマシン環境をWindows98に戻そうとは思わなくなった。

100%満足?

しかし、すべての面において満足がいくかというとそうでも無い。まず、ドライバー周りの不備が目に付く。特にマルチメディア方面のサポートが遅れている。動画キャプチャーなどのカードはまずサポートが行われていないと考えて良いだろう。2000ならば安定したキャプチャーが行えると思うのだが、なんともお寒い。そして、ビデオ、サウンドカードのドライバーもとりあえず出したというものが多く、まだまだチューニングが必要だ。特に私の使用しているビデオ、サウンドカードは共に半死状態のメーカーの製品のため、ドライバーの酷さといったら…。サウンドカードに至っては、ドライバーの組み込みが完全に自動化されていないベータ版ドライバーしかない。これがちゃんと動くものならとりあえず問題は無いのだけれど、MP3などを再生中にブラウザーやテキストエディターなどをスクロールさせるとブチブチノイズが入ってしまい、聞くに堪えない。そして、ドライバーの開発は2000年の8月の段階で停止されており、今後開発が行われる見込みもない。最悪だ。(近日中にサウンドカードを購入するか、サブマシンに搭載しているCREATIVE社のVIVRA128と交換する予定)

GAME!GAME!GAME!

次に予想していたことだけれど、これまで使っていたソフトが結構動かない。システム周りのソフトやウイルス除去ソフト等は、まず駄目。2000に対応した新しい物を用意しなければいけないことになる(*1)。また、ゲームも結構動かない。設計が駄目な腐ったプログラムが駄目なことは言うまでもないけれど、高速化のためにシステムを直接叩くようなプログラムも駄目だ。でも、一人称の3Dシューティングゲーム(QUAKEとかUNREAL)などは、大方動く。設計が良いんだろう。

2000ではどうしても動かないソフト(ゲームだけれど)をどうしても動かしてみたいと考えた。浮かんだ方法は2つ。

▼ 2000を導入したマシンに98を入れ、2000とデュアルブートにする。

しかし、これは面倒だし、けっこうトラブルの元になるので却下。

▼ VMWAREというソフトを導入し、仮想PCを2000上で起動し、そこに98をインストールする。

これは、マッキントッシュで有名なVirtualPCと同じように、OS上でPC環境をエミュレートすることで実現する。

体験版がwww.vmware.comからダウンロード出来るので、これを試してみることにした。

エミュレーションという荒技

結構面倒な作業になることを予想していたのだけれど、作業は簡単に終わった。ウィザード形式で仮想PC環境の設定をすることが出来るからだ。インストールするOSからWindows98を選ぶだけだった(デフォルトでは英語環境を想定しているので、メモリーの割り当てが48Mと少ない。そこで、設定画面のスライドバーを動かし、64Mに増やした)。

Vmware
これが実行画面。結構面白いでしょ?

Vmwareの窓上にあるスイッチを押すとBIOS(フェニックス社のもの)が起動し、マシンが立ち上がる。あとは普通にOSをインストールするだけだ。CDドライブに98のCD-ROMを入れておくと、自動でインストール開始だ。ただ、一つだけ注意しなければいけないことがある。VMWAREではEMM386(仮想メモリー)が使用出来ないので、CONFIG.SYSの中にある「device = c:\windows\emm386.exe RAM」行を削除するか、行頭にREMを付けるなどして無効にしておかなければいけない。

以上の簡単な作業で、Windows98はあっさりと起動する。ネットワークも使用する事ができ、2000とは異なるIPナンバーを与え、2000の中の98とデータの遣り取りを行ったり、インターネットに接続することも出来る。ちょっと倒錯的で、面白い。 しかし、デフォルトの環境は640*480の16色で、あまりに悲しい。そこで、VMWAREのメニューからVMWARE TOOLSのインストールを実行し、その後、ビデオのドライバーをvmwareのSVGAドライバーに切り替える。これで32ビットカラー、800*600の画面で使用することが出来る。

が、ここまでだった。もともと処理の重いエミュレーションに対してさらなる負担をかける状況での使用は無茶だったのだ。マシンの性能が追いついていくことが出来なかった。画面の書き換え処理が間に合わず、表示される内容はぐちゃぐちゃになってしまい実用に耐えない。結局、元に戻すことになった。

16色の環境でゲームなんて出来るわけがない。最終的にどうしたかというと、サブマシンのメモリーを64Mから191Mに増強し、これを使用することにした(*2)。HDの容量(4G)が心許ないので、いずれ増強した後、本格的に活用することになるだろう。

そして問題は続く…

これで全ての問題が解決したわけではない。まだまだ問題はある。一々全てを上げていても面白くないので、かなり致命的な問題を上げておこう。

それは、MAXTOR製のハードディスクを搭載したマシンにWINDOWS2000を入れた時の問題だ。2000を入れたまでは問題無い。しかし、不具合を修正するためのサービスパック1を組み込んだ途端、マシンは起動しなくなる。原因は謎だ。ネットで調べると同様の問題は他にも起きているようで、私のマシンだけに固有の問題では無いと知れる。対処法がわからないだけに困りもの。MICROSOFT社による対応を待っている状態だ。

結果的にWIN2Kってどうなん?

と、ここまで2000で発生した問題と、それに対して私が行った足掻きを書いてみました。特殊な環境でしか発生しない固有の問題も多く、ほとんど参考にならないと思いますが、どうでしょう。

問題ばかり多いOSと思われた方もおられるかも知れませんが、そんなことはありません。9x系のWindowsとは比較にならない堅牢性(未だ作業中にブルースクリーンを見たことがありません)と、NT4.0にはなかった使いやすさが2000にはあります。PLUG&PLAY(未だPLUG&PRAYなところがありますが)の実装や、USBへの対応など、一般用途での使いやすさも向上しています。9x系OSからのリプレイスとしての選択肢にも十分成り得ます。

ただ、9x系のWindowsには無いシステム管理の概念など、敷居が高くなっている部分もあります。最低でも9x系のOSは使いこなしてから、使用することをお勧めします。

(*1)
2000に対応を謳ったソフトを新規購入するのも面倒なのでNT4対応のANTI-VIRUSソフトを入れてみたのだけれど、OSが起動しなくなるという事態に陥ってしまった。まだ、環境を整えている途中の出来事だったので、OSを入れ直すことで解決した。最終的には、NORTONのSYSTEMWORKS2000から2001に乗り換えることになった。

(*2)
しかしメモリー安いですね。PC133-128Mのメモリーが6千円以下で買えるんですから。私はビックカメラで8000円の箱入りメモリー買いましたが、それでも満足しています(ポイントが4000円ほど貯まってたんで、実際に支払ったのは4000円)。

メインマシン構成
CPU Intel Celeron566 交換
Mother Board ABIT BH6
Memory 256M(128+128)
Video Diamond STEALTH3 Xtreme(Savage4)
HDD IBM 10G(IDE)
IBM 6.4G(IDE)
CD-RW Plextor PX-W1610TA/BS
CD-ROM TEAC(ATAPI,x32)
Sound Diamond MONSTER Sound MX300
ether PLANET FNW-9700-T
FDD TEAC 2mode
本体ケース TT-600(300W,フルタワー)
ルーター MN128SOHO/DSU
Monitor 飯山電気 MT-8617
OS Windows2000

サブマシン構成
CPU Celeron300A(450Mhz)
Mother Board A-OPEN AX-6B
Memory 128M
Video Diamond Viper330(AGP)
HDD IBM DCAS-34330(4.3G、U-SCSI)
IBM DAQA-32160(2.1G)*2
CD-ROM プレクスター PX-20TSI/TO(SCSI、20倍速)
CD-R Teac CD-R 58S(SCSI,Rx8)
Sound Creative Sound BlasterAWE32
SCSI IOI IOI-9200DUW(UW,2ch)
ether Telecom Dec21140F搭載カード
MO メルコ MOS-E230S(EPSON製ドライブ)
FDD TOMCAT PC-FD35M・3B
本体ケース TQ-700mk-II
Keyboard KINESIS MAXIM KB200PC
タブレット WACOM ArtPadⅡ
スキャナー Canon N656U(600dpi) 交換
ルーター MN128SOHO/DSU
Printer CANON LBP-220Pro
Monitor 飯山電気 MT-8617
OS Windows2000
 
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