Celeron300Aの市場価格が下がってきた。既に一万円を切っている。そろそろ底値だろう。今買っておかないと、世代交代によりモノが市場からなくなってしまう可能性もある。しかし、なかなか手を出す気がしない。ベース83MHzと中途半端ながらも、今のマシンは374MHzで動いている。流行の3Dアクションゲームは、三半器官が弱いのであまりプレイしない。となると、実用上まったく困る局面がない。また、今度も外れのセレロンを引いてしまったりすれば受けるショックは大きく、精神的に打ちのめされることは必定。となれば、まずは不満に思う箇所から先に交換しようと考えた。
ではどこを交換するのかというと、候補となるのはビデオカード、サウンドカードということになる。どちらも長く使うつもりが無かったので、組み立て時に安くあげたパーツだ。
ビデオカードは既にATI社のRAGE FURYにしようと決めている。しかし、これは未だ発売されていない。よって、今回はサウンドカードの交換を行う事にした。
購入の対象となるのは、クリエイティブ社のSound BLASTER LIVE!(以下LIVE)か、DIAMOND社のMONSTER SOUND MX300(以下MX300)。どちらも最新の3Dサウンドカードだ。性能を比較検討し、どちらにするか決めたいと思う。
3Dサウンドの代表的な規格には、マイクロソフトの提唱するDirect3Dと、クリエイティブ社のEAX、AUREAL社のA3Dがある。Direct3Dは、最近発売されているサウンドカードならば、まずほとんが対応している。EAXはもちろんクリエイティブ社のサウンドカードに採用されていおり、他社にこの規格を提供したという話しは聞かない。A3Dは現在A3D2という最新の規格が発表されており、これは今のところAUREAL社の最新チップであるVortex2を採用したサウンドカードのみが対応している(99年1月現在、このチップを使用したサウンドカードはMX300のみ)。A3Dの方は、VORTEXチップ以外のサウンドチップも対応しており、そのカードの種類は多彩だ。で、Direct3Dはどちらのサウンドカードも対応しているので考慮から除外して、EAXとA3D2の比較をしてみよう。
必用とされるサウンドシステムについてだが、EAXでは4スピーカ以上が基本となり、A3D2は2スピーカでもそれなりに3Dサウンドを体感できる。
3次元サウンド処理については、EAXが既存の音響に対して、残響や反響音を加えるのに対し、A3D2では音響空間内での物体の位置に基づき、反射、残響、吸収効果をシュミレートする。どちらがより立体的な音響効果を与えてくれるかは言うまでも無いでしょう。そして肝心の対応するゲーム数は、先行していただけにA3D(2の普及はこれから)のほうが高い(A3DとA3D2は上位互換を保っている)。クリエイティブも巻き返しを計り、EAX2という次の規格を開発中だが、現時点ではA3D有利と言えるだろう。
MIDIに関しては、どちらも音色データーを書き換え出来る仕様になっている。しかし、サウンドフォントのバラエティーに対し、MX300に対応する音源データ(DLS形式)は少ない(USBスピーカ接続時にインストールされるRoland提供のGS音源が対応しているらしい)。今後を期待するにしても、現時点ではlive!の圧勝だ。
デジタルの入出力に関しては、LIVEが最初から別ボードながら付属しているのに対し、MX300には無い。しかし、ボード上にはデジタル入出力ボードに接続するためのコネクターが用意されており、ボードの発売も予定されている。LIVE!の実売価格は2.6万円前後でMX300は1.3万円前後。MX300用のデジタル入出力ボードが実売1万円以下ならば、LIVE!と十分に競争力のある商品になるだろう。
で、結局どちらを購入したかというと、MX300となる。こちらは、ハードウェアによるMP3エンコーディングや、ドルビーデジタル(AC3)に対応していたりと、LIVEには無い魅力がある。3Dサウンドの規格も、EAXよりA3D2だ。だが、一番大きな理由は、クリエイティブによる音源カードの独占状況に一石を投じたいということだ。と言うより、クリエイティブに飽きたと言い換えた方が良いだろう。SB16、SBAWE32とクリエイティブの製品は2枚持っている。そろそろ毛色の違う製品が欲しくなってしまったのだ。SANYOのカード?何それ?
また、DVDソフトが普及の兆しを見始めた事と、ドライブの価格が下がってきたこともあり、DVD-ROMも購入してみた。パナソニックの第2世代DVD-ROMで、DVD-ROMとしては2倍速、CD-ROMとしては20倍速の機能を持つ。売値は\9200と掘り出し価格だ。ここで簡単にDVD-ROM購入時の注意を一つ。市場に出まわっているDVD-ROMで第1世代も製品は購入してはいけない。第1世代の製品は、CD-Rメディアや片面2層式のDVDメディアを読む事が出来ない。まったくお話しにならないので、いくら安くても買ってはいけない。世代を見分けることは簡単で、DVD-ROMの回転速度が2倍速以上のものは第2世代以降の製品となる。
サウンドカードとDVD-ROMの組み込みは5分ほどで終わった。マシンを起動すると、カードをOSが感知する。サウンドカードとしてではなく、マルチファンクションアダプターとして認識されたことは、言っておいたほうが良いだろう。その後、PCIサウンドカード、ゲームポート、MIDIポート、サウンドブラスターPROエミュレーションが認識され、自動的にドライバーがインストールされる。再起動を行えば作業は完了・・・のはずだった。しかし、マシンは立ちあがることはなかった。セーフモードで立ち上げると問題無く起動する。と言う事は、ドライバー周りでトラブルが起きたということになる。サウンドカードのドライバーと他のカードのドライバーとぶつかっているのだろう。試しにTVチューナーカードを使用不可能に設定して起動すると、マシンが立ちあがった。次に、チューナーを使用可能にして、サウンドブラスターPROのエミュレーションを使用不可能にする。すると、今度も起動した。問題は見つかった。エムレーションのプロパティーを開き、設定を自動から手動に切り替える。そして、使用するアドレス空間をずらした。再起動をかけると、案の定、マシンは問題なく起動した。問題は解決だ。(*1)
次にサウンドカードに付属していきたソフトウェアのインストールを開始した。とりあえずゲームは置いておいて、ZORAN社のSoftDVD、MUSIC MATCH社のMP3ユーティリティーMUSIC MATCH JUKEBOX(日本語の製品版情報はこちら)を入れる。しかし、SoftDVDは今のビデオカードはドライバーが対応していないということで動かない。何故だろう?VIPERV330はそんなに古いカードだろうか?納得がいかない。結局NVIDIA社のRIVA128用のリファレンスドライバーを入れると問題なく動いた。自社の製品の組みあわせによる、付属ソフトのテストなんてのは、していないのだろうか?なんだか釈然としない。(その後、VIPER330のドライバーが更新され、やっとDirectX6.0に対応したものがリリースされました。そのドライバーを組み込むと、SoftDVDは問題無く動きます)
次にJUKEBOXを起動する。するとどうだ、これはシェアウェア版ということで、MP3のエンコードが10数秒しか出来ない。また、送金を支持するメッセージも出てくる。これはおかしい。製品版が付属しているはずだ!DIAMOND社のHPを閲覧すると、SONIC IMPACTという同社のサウンドカード用に、このソフト用のパッチファイルが提供されている。もしかすると、これが制限解除のためのソフトなのかもしれない。試しに落としてパッチを充てると、見事制限が解除される。感は当たったが、またも釈然としない。なぜ、このような重大な問題が最新のサウンドカードにまで残っているのだろうか?せめて、CD-ROMにパッチを収録し、その旨をマニュアルに記述するなどの対策が取られていれば納得もいく。しかし、それも無い。マニュアルと言えば、薄っぺらの紙が1枚。しかも、文字がかすれたコピー品。また更に酷いことに、HP上でもこのJUKEBOXの問題は告知されていない。JUKEBOX最新情報などと言うコーナーを設け、おざなりにパッチが登録されているという状況だ。今回、私は問題を解決出来たからいいが、迷ったあげくにシェアウェア料金を支払い、ソフトのレジストを行ってしまった人はどうするのだろうか?同社はユーザーのことを考えているのだろうか?訴訟大国アメリカの会社であるにも関わらず、この姿勢にはまったくもって納得がいかない。製品が良いだけに、残念でならない。(*2)
とはいえ、2度と同社の製品を買わないというわけではない。物は良い物を出しているのだ。しっかりとしたサポートを行ってくれることを、切に願うばかりだ。現状では、安いバルク品を買ったほうが正解という状況なのだから。
(*1)
これはフィクションであり、実際はとてつもなく苦労しています。Windowsは死に、HD内のデーターは一部消失しました。詳しく言えば、メールデータがごっそり。かろうじて、もう1台のマシンに4ヶ月以上前のデーターがバックアップしてあった。しかし、失ったものは大きい。メールで配信されるニュースのたぐいはどうでも言いとして、多くの送付ファイルを失ってしまったことは、痛いったらありゃしない。いつも思う事だが、バックアップを取っておくんだったと・・・。ダウンロードしたファイルのたぐいは、LANの転送実験と、PDの性能評価のためにバックアップしてあったのだが・・・。<これやテキストデータはなんとか待避出来たんだけどね(^^;やはり、データはWINをインストールしたHDとは別のHDに入れるに限る。これでかなりデータ消失の危険が減る。HDは最近急激に価格が下落しているので、もう1台買った方が良いね。10Gでも2万円台だし。
(*2)
その後しばらくしようしていると、使用制限を越えたと言うことで、使えなくなってしまいました(^^;やはり、シェアウェア版だったようです。しかたないので、製品版を購入してしまいました。
| CPU | Intel Celeron300A-373Mhzで使用 |
|---|---|
| Mother Board | A-OPEN AX-6B |
| Memory | 128M |
| Video | Diamond Viper330(AGP) |
| HDD | IBM 6.4G(IDE) |
| CD-ROM | TEAC(ATAPI,x32) |
| Sound | Diamond MONSTER Sound MX300 交換 |
| ether | PLANET ENW-8300-2T |
| FDD | TEAC 2mode |
| 本体ケース | TT-600(300W,フルタワー) |
| ルーター | MN128SOHO/DSU |
| Monitor | 飯山電気 MT-8617 |
| CPU | AMD K6-200(200MHz) |
|---|---|
| Mother Board | GIGA-BYTE GA-586HX(512K) |
| Memory | 128M(16M*4+32*2,EDO,60NS,ノンパリティ) |
| Video | ATI XPERT@PLAY(8M) |
| TV Tuner | ATI ATI-TV |
| HDD | IBM DCAS-34330(4.3G、U-SCSI) IBM DAQA-32160(2.1G)*2 |
| CD-ROM | プレクスター PX-20TSI/TO(SCSI、20倍速) |
| CD-R | |
| Sound | Creative Sound BlasterAWE32 |
| SCSI | IOI IOI-9200DUW(UW,2ch) |
| ether | PLANET ENW-8300-2T |
| MO | メルコ MOS-E230S(EPSON製ドライブ) |
| FDD | TOMCAT PC-FD35M・3B |
| 本体ケース | A5561(300W,フルタワー) |
| Keyboard | KINESIS MAXIM KB200PC |
| タブレット | WACOM ArtPadⅡ |
| スキャナー | EPSON GT-5000WIN S |
| ルーター | MN128SOHO/DSU |
| Printer | CANON LBP-220Pro |
| Monitor | 飯山電気 MT-8617 |
