ヤマハのCD-Rドライブが、2ヶ月ほど前からメディアを認識しなくなり始めた。前回修理に出したときと同じ現象だ。騙し騙し使っていたのだけれど、我慢が出来なくなってきた。
そしてここ数ヶ月、同じドライブを使用している人達が、同様の問題で修理に出している事を知った。同時期に買った友人4人が、4人とも同じ症状で修理に出しているのだ。更に、インターネット上のサーチエンジンを使い、同じような人がいないか調べると、かなりの数が引っ掛かった。調べただけでこれだけなのだから、表面に出てこないけれど、修理を行ったユーザーはかなりの数に上るのではないのか?
更に詳しく調べていくと、初期出荷のモデルではこの問題が発生していない事も解った。この症状が発生するのは、2倍速書き込みタイプと基盤を共通化した以降のモデルで、2倍速タイプでも同様の問題があることも解った。
全ての商品が欠陥を持っているかは解らない。ただ、ある時期に出されたもの、もしくは同じラインで生産されたものの大半が欠陥を抱えていると言って良いだろう。これは、リコールの対象になるような欠陥ではないのか?
問題は、ヤマハの人間がこの問題を認識しつつも隠している事である。速やかに欠陥のあるモデルのシリアル番号を公表し、交換もしくは完全な修理を行うべきではないのか?
2度目と言うここと、上記の問題で私はかなり怒っていた。そこで、ヤマハのCDRサポートセンターにこの怒りをぶつけることにした。平日の昼過ぎ、電話を開始する。繋がらない。何度もリダイアルするが、いつも話中だ。
結局、電話が繋がったのは4時過ぎになった。秋葉に買い物に行く予定や、接骨医に腰を見てもらおうなどと考えていたその日の予定が、全てパーである。もう、繋がった瞬間に「馬鹿野郎!イテまうそコラ」と怒鳴るつもりだ。
電話に出た声は、憔悴しきっていた。5R、散々打ちのめされたボクサーのようであった。力尽き、気力だけを振り絞り出しっているかのようでもあった。怒りの言葉は消え去り、私の中に深い慈愛の感情が満ちてくるのを感じた。
私は丁寧な口調で「すみません、CDRドライブがメディアを認識しないようになってしまったんですが」と告げた。
「それは、うちのHPをご覧になったからですか?」と、ちょっと嫌みな口調。
「いや、見ていませんよ」と、礼を忘れぬ儒者の心持ちで、答える。
「では、色々なメディアを入れて試して見てください」と、投げやりな応対。
「音楽CDを含めて、様々なCDメディアを試しましたが、駄目です」言葉の端に怒りがにじみ始めた。そして、押さえたはずの怒りが、ゆっくりと頭をもたげ始めるのを感じた。
礼に応じぬ相手には、それ相応の礼を用いるのが正しい対応だろう。三面六臂の仏神のように、慈愛の面が憤怒の面へと変わっていった。
「では、SCSIケーブルの繋ぎ・・・」
相手の言葉が終わるのも待たず、良い放った。
「修理は2度目なんだよ。おたくに出すの。それに、欠陥のことも良く知ってるんだよ。」
「・・・」沈黙する担当者。
「だからさぁ、俺が聞きたいのは、今度修理に出せば完全に直るのか?とうことなんだよ。解ってんの?修理に出して直したはずが、同じ症状で再発だぞ。ガンじゃないんだぞ。どうなってんだ(怒)」
矢継ぎ早に言葉を繰り出し、相手を言いくるめる。
「すみませんでした。今回の修理で完全に直させていただきます。」と、手のひらを返したような応対。
「本当か?あとなぁ、前回の修理には1月半もかかってんだよ。あんまり遅えから、電話したんだけどよ。そしたら2日後に送ってきやがったよ。謝りの手紙も入ってなかったっけな。で、今度はいったいどれくらい待たせるつもりなんだい?」いつのまにかヤクザな口調。本来の自分からは想像できない卑しい言葉だ(笑)
「すみません。1週間は無理ですが、2週間でお送りいたします」
「そうかい、それない良いんだよ。じゃあ、頼んだぜ」達成感により、ちょっと良い気分。小市民をイジメル役人の気持ちが理解できた。
「はい。かしこまりました」もはや逆らう気力も無いようだ。おそらく、連日似たような苦情が多いのだろう。とはいえ、自らが蒔いた種だ(って、この人が悪いわけじゃないけれど)、責任はとっていただかないと。こっちは被害者なんですから。
イエーイ。一部書き換えは有りますが、ほとんど真実です。前回の修理時の飲まされた煮え湯を、なんとか相手にも飲ませる事が出来ました。
でも、これで修理が遅かったり、完全に直っていなかったりしたらどうしましょう?嫌な予感が(^^;
CPU | AMD K6-200(200MHz) |
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Mother Board | GIGA-BYTE GA-586HX(512K) |
Memory | 128M(16M*4+32*2,EDO,60NS,ノンパリティ) |
Video | ATI XPERT@PLAY(8M) |
TV Tuner | ATI ATI-TV |
HDD | IBM DCAS-34330(4.3G、U-SCSI) IBM DAQA-32160(2.1G)*2 |
CD-ROM | プレクスター PX-20TSI/TO(SCSI、20倍速) |
CD-R | |
Sound | Creative Sound BlasterAWE32 |
SCSI | IOI IOI-9200DUW(UW,2ch) |
ether | PLANET ENW-8300-2T |
MO | メルコ MOS-E230S(EPSON製ドライブ) |
FDD | TOMCAT PC-FD35M・3B |
本体ケース | A5561(300W,フルタワー) |
Keyboard | KINESIS MAXIM KB200PC |
タブレット | WACOM ArtPadⅡ |
スキャナー | EPSON GT-5000WIN S |
ルーター | MN128SOHO/DSU |
Printer | CANON BJC-210J |
Monitor | 飯山電気 MT-8617 |