4枚目のSCSIカード。わたしゃSCSI長者か…

使用していて特に不満が有ったわけではないのだが、TEKRAM製のSCSIカード、DC-390Fをマシンから外すことにした。外そうと決心した理由には2つある。一つ目は、このカード上に繋いだハードディスクへWindows98をインストール出来ないということ。同様の問題はNT4.0でも発生する。しかし、NTでは手動でドライバーを組み込むことにより、問題なくインストールすることが出来た。一方、Windows98は全てのドライバーを自動認識&組み込みで行うため、NTインストール時のような回避方法をとることができない。この原因は、TEKRAM製のSCSIカード(SYMBIOS製のSCSIチップを使用したもの。DC390U、F等)が、Windowsシリーズ標準搭載のSCSIドライバー(SYMBIOSチップ用)で動かないと言うことによる(TEKRAMのSCSIカードはMICROSOFTにサポートされていないと言い変えても良い)。
2つめの問題は、SYMBIOS社(上でも書いていますが、大手SCSIチップメーカー)がADAPTEC社に吸収合併されたということ。これがどういうことかというと、業界2位のメーカーが業界1位のメーカーに吸収されるてしまったということ。両社併せて市場の80%を軽く超えるんじゃないかな?となると、ADAPTECは何故独禁法で訴えられないのだ?と考えてしまう。世界的に見ると、一般ユーザーのSCSI利用率が低いから、問題視されないとか?

この二つの問題は、これからのことを考えると無視できない大きなものだ(特に1つめは切実)。カードの交換を行うには十分過ぎる理由と言える。

しかし、Microsoftの方針に振りまわされている気もする。初心者には完全自動によるOSのインストールは確かに便利だろう。しかし、マイナーな機器を使用している人や、パワーユーザーには、この機能は邪魔でしかない。完全自動か、手動かを選択出来るようにするべきではないのだろうか?(私が使用しているのはベータ版ですから、製品版とは仕様が異なるかもしれません)

このような問題を踏まえて、後継SCSIカードの選定を始めた。
ADAPTECは高すぎて、始から眼中に無い。SYMBIOS製ののチップを使ったものは上記の理由により候補から外す。すると、必然的に残ったのはinito社のSCSIチップを使ったIOI社製のSCSIカードということになった。このカードは製品の箱にABAPTECという、あまりにも怪しいバッタモノ的ネーミングを施して販売したことにより、秋葉原で有名になった。その怪しいセンスから、製品の能力は低く思われるかもしれないが、じつはかなりの高性能。SCSI機器との相性問題も特に聞かない。汎用のドライバーがWindowsに収録されているので、インストールの際にも何の問題も発生しない。更に、NECの98シリーズ用のBIOSとドライバーまで用意されているのだ(HPよりダウンロードしなければいけないけれど)。もちろん価格も安く、U-SCSIのもの(IOI-4203U)なら7千円以下で購入出来る。
で、最終的に私が選んだのはIOI-9200DUW。これは2CHのUWなSCSIカード。内部に4つ(50*2,68*2)、外部に1つ(D-SUBハーフ50ピン)のSCSIコネクターを持ち、同時に4つまでが使用可能だ。2chの内、どちらの起動を優先させるかなんてことも、もちろん可能だ。これを使えば、現在使用している2枚のSCSIカードを1枚に減らし、PCIのスロットに空きを一つ作ることが出来る(Monster3D2でも差そうか?)。価格も1.78万と安い。ちなみにこれがどれだけ安いのかと言うことを解っていただくために、ADAPTEC社製SCSIカードで同等品の価格を挙げると5.28万円ということになる(両価格ともTWO-TOP4月末時点での値段)半値以下ということで、以下に安いかと言うことが分かって貰えるだろう(というより、ADAPTECはなんでこんなに高いの?という疑問を持っていただけたかと思う)

IOI-9200DUW これが今回購入したIOIのSCSIカード、IOI-9200DUWです。INITO社のチップを2つ使用しており、内部に4つのコネクターを持っています(内訳は50*2,68*2)。外部コネクターはD-SUBハーフ50ピン。
写真では解りづらいと思いますが、Windows98Readyというシールが貼られています。実際、私はWindows98のベータ版で使用していますが、何の問題も無く使用しています。 IOI-9200DUW

初物にはトラブルが付き物なのだが、カードの交換は何の問題もなく終了した。ここまで問題が無いと、つい欲を出すのが愚か者の性(さが)。勢いにのって、Windows98のβ版をインストールしてみました。すると、以前は格闘につぐ格闘だったSETUPが何の問題も無く終わり、インストールは無事に終了すると言う結末を迎えた。あまりの呆気無さに私の気合は空回り、喜んで良いシチュエーションにも関わらず、なんとも言い難い複雑な気分です(^^;
これではイカンと、98のアラを探すことにした。最初に見つかったのは画面設定周りの問題。使用しているATI社のビデオカードXPERT@PLAYは、TVへの画面出力(800*600まで)が可能なのだけれど、これが使用不可能になってしまった。まあ、TVもモニター上で見ていることが多く、Windows98正式発売のときには対応ドライバーがリリースされるだろうから、特に大きな問題では無い・・・。
次に見つかったのは、Windowsシャットダウン時の問題。私のコンピューターは電源、マザーボート共にATタイプのため、Windowsを終了しても電源が落ちることは無く、手動で切らなければいけない。この際、画面には電源を落としてくださいというメッセージが表示されているのだが、問題となるのはこの時のこと。今まではここでキーボードからリセット(CTRL+ALT+DEL)を行うと再起動を始めたのだけれど、98にしてからはキーボードからの入力を受け付けないようになってしまった。けれど、マシン本体のスイッチによるリセットや、Windouws終了メニューでの再起動指定では問題無い。すると、これは仕様なのかもしれない。と、自己完結(笑)。時代はATXマシンに移行してるんでしょうね(^^;

他には目に付くような不都合は無かった。β版ならではの不安定な動作というものは、しばしば体験するのだけれど、ほかには目に付くような困った問題は発見することが出来なかった。また、Windows自動更新により、こまめなバグFIXが行われていたりするので、徐々に安定度も増している。
ただ、95用のソフトでOSのシステム周りに干渉するプログラムの使用は止めたほうがいいだろう。Symantec社のNortonユーティリティーを使用してみたところ、こころ無しか、98の動作が不安定になっているようだ。また、驚速95は必ずアンインストールしたほうが良い。98では標準で同等の機能が備わっているので、不都合が起きる可能性が大きい。

アラ探しも終わり、HP用にCDアルバムのジャケットを取り込むことにした。すると・・・。あれ?スキャナーが認識されているのに動かない。何故だろう?しかたなくDC-390(TEKRAM製だが、98では問題無く認識されるAMDのチップを使用したSCSIカード)をマシンに差す。あれ?これでも認識されているのに動かない。謎だ。ここで時間は既に深夜の12時をまわっていた。インターネットに接続し、ICQを立ち上げる。GTMHOUSE君が見つかったので、現状を説明し、意見を聞いてみた。SCSIカード、スキャナーの品番、ドライバー、BIOS、ドライバーのリビジョンと使用環境の説明を行った。すると、「もしかしてWindowsの標準ドライバーを使用しているのでは?」という指摘を受ける。調べてみると、98標準のSCSIドライバーを使用していた。98をインストールしたことによって、ドライバー類が98標準のものに書き換えられていたのだった。これは気が付かなかった。これを細心の専用ドライバーに書き換えると、問題なく機器を認識することが出来た。標準のドライバーはハードディスクや大半のCD-ROMでは問題無いのだけれど、MOやスキャナーなどの機器では問題を起こすことが多いと言うことを改めて知った。これは、案外盲点だろう。良い勉強になったと、98とGTM君に感謝することにした(^^;

と、今回はここまで。ちょっと長過ぎたかな(^^;

マシン構成
CPU AMD K6-200(200MHz)
Mother Board GIGA-BYTE GA-586HX(512K)
Memory 128M(16M*4+32*2,EDO,60NS,ノンパリティ)
Video ATI XPERT@PLAY(8M)
TV Tuner ATI ATI-TV
HDD IBM DCAS-34330(4.3G、U-SCSI)
IBM DAQA-32160(2.1G)*2
CD-ROM プレクスター PX-20TSI/TO(SCSI、20倍速)
CD-R CDR-400T-VK(SCSI、書込4倍、読込6倍)
Sound Creative Sound BlasterAWE32
SCSI IOI IOI-9200DUW(UW,2ch) 交換
ether PLANET ENW-8300-2T
MO メルコ MOS-E230S(EPSON製ドライブ)
FDD TOMCAT PC-FD35M・3B
本体ケース A5561(300W,フルタワー)
Keyboard KINESIS MAXIM KB200PC
タブレット WACOM ArtPadⅡ
スキャナー EPSON GT-5000WIN S
ルーター MN128SOHO/DSU
Printer CANON BJC-210J
Monitor 飯山電気 MT-8617
 
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