前回95の再インストールをしたのだけれど、どうしてもなにかしらの不都合が起きる。でここ数週間、連日のようにOSをインストールしては削除、インストールしては削除という作業を繰り返していた。そろそろマシンの寿命かな?等と考えていた矢先、98のベータ版が届いた。では早速と、インストールを開始。
98のCD-ROMをマシンにセットし、日本用のWindows98が収納されているディレクトリ内にあるSETUPを実行する(ベータ版のCD-ROMには韓国版なども収録されている)。インストールの最中には、セットアップに要する残り時間が刻々と表示されたり、新機能をグラフィックを使い紹介したりと、なかなか凝っている。
殆どの過程は自動化されており、こちらが選択を行うということは殆ど無い。初心者に対する対策なんだろうか?、画面を眺めながらそのようなことを漠然と考えた。
起動に必要なファイルのインストールも、プラグ・アンド・プレイによる接続機器の認識も終わり、マシンは自動的に再起動を行った。間もなく、98の起動画面が立ち上がる。雲を背景にWindows98と、数字が一つ違うだけ。あまり95と変わり映えがしないので、面白くもなんともない。そして、唐突にブラックアウト。マシンは物言わぬただの箱と化してしまった。HDの稼働音も聞こえず、マシンは完全に沈黙している・・・。
まあ、こんなこともあるさと、リセットをかけた。メニューが立ち上がり、ノーマル起動、セーフティーモードでの起動、DOSでの起動などを選択するように迫られる。ここはセーフティーが無難だろうと考え、そのように選ぶ。98は各種設定後、何事も無かったかのように立ち上がる。大丈夫なのかな?と、ノーマルモードで再起動を行う。すると、また途中で止まってしまう。ノーマルモードでは問題なく立ち上がることを考えると、ドライバー読み込みの際に、なにか 変なことをしているのだろうか?
少し考えて閃いたのは、NTインストールの際にも起こる似たような現象。TEKRAM製のSCSIカードを使用している場合、SYMBIOS社製のチップをしようしたカード用の汎用ドライバーが強制的に組み込まれてしまう。このドライバーで動けば問題ないのだけれど、全く動かなくなるから困りもの(AMD社のチップを採用したDC-390はAMDの汎用ドライバーを使用しますが、こちらは問題なし)対処するには、手動でドライバーをインストールするしか ない。
さて98だが、こいつは最悪なことにドライバー類の組み込みは全て自動で行われる。組み込みの是非すら聞いてこない。しかも95で使用しているドライバーを強制的に書き換えてである。勝手に解釈しては、勝手に自爆する。全く持って手に負えないほどの馬鹿。
ノーマルモードでは問題がないので、とりあえずそれで起動した。システムのプロパティーを調べると、SCSIの項目にSYMBIOS製のカードが認識されていることが解る(勿論!マーク付き)。まずはこいつを正式のドライバーに交換するとしよう。おや?FDにアクセスしようとすると、途中で止まってしまう。もしや、FD用のドライバーがまだ登録設定されていないのでは?しかたなく再起動し、こんどは機器の削除をしてみる。すると、今回はノーマルモードで も問題なく起動し、最終設定を開始した。しかし、起動の際にまた勝手に自動認識し、誤ったドライバーを組み込んでしまう(怒)こうなると、こっちも自棄である。早速、そのドライバーを削除する。再起動を行うと、また勝手にドライバーを組み込む。ああっ、なんたる堂々巡り。しかし、少しずつWindowsの組み込みは進んでいく。
上記の作業を分かり易く書いてみると、だいたい下のようなもの。
- セーフモードでの起動
- SCSIドライバーの削除
- ノーマルモードでの起動
- 自動によるWindowsの各種設定の後、誤ったSCSIドライバーの組み込みが行われる。
- ~4の作業を何度か繰り返していると、ノーマルモードにてSCSIドライバーの組み込みが終了した際に、再起動の是非を聞かれる。ここではすかさずNoを選択する。
- 正しいドライバーの組み込みを行い再起動する。
(と、実はここまでですでに5時間以上の時間が経過しているんです。解っていれば、半分以下の時間で済むでしょう)
なんとか組み込み終わった98だが、その後も問題は続出。大きな問題は、画面設定の項目にXpert専用の項目が出てこないということ。このために各種解像度毎にリフレッシュレートが設定出来ない。高解像度使用時に60MHz以下とは、あまりに目への負担が大きい。これでけで98を使用しないでおこうという決断をしたくなる。
更に、全体的に不安定ということが挙げられる。確かに細かい部分で、98は95より優れている。と言うよりは、市販のツールを取り込んでいるという印象が強い。例えば、アプリケーションの起動を速くするなどは驚速95の十八番だし、ノートンユーティリティーあたりの機能の一部を取り込んでもいる。この種のwindowsを快適に運用するツールを取り込むと言うことは、ニッチ産業潰しとも取れ、市場にとって健全かどうかは難しい問題だが、一消費者としては 嬉しいばかりだ。しかし、このような機能の向上に対し、Windowsの動作がどうも不安定だ。98は95を元に発展させたモデルなのだから、より安定してしかるべきところなのだが、これはどういうことだろう。新しい機能と、安定性を天秤にかければ、安定性を取る人が過半数を占めるとおもうのだがどうか?インターネットとデスクトップのシームレスな関係も良いが、IEが転けると、システム全体まで転けるってのは大問題だぞ。リコール王国アメリカで、このような欠陥商品が果たして許されるのだろうか?大衆の大半はどこがおかしいのかわず、異常な動作は全て自分の操作ミスであると考えていたりして・・・。
結果的に、私は98の使用を僅か数時間で断念し、アンインストールしました。しかし、ここでも問題。発つ鳥後をなんとかとか言うが、98はそこら中を汚して去っていった。いくつかのアプリケーションソフトは再インストールの必要性が生じ、余分なアイコンを多数残していった。まったくお前は台風か?と。いや、去った後に晴れ上がった青空が見えないだけに、それ以下だな・・・。
一応マイクロソフトの名誉のために。Windows98ですが、私がインストールしたものはあくまでβ版です。製品版では上で述べた問題が全て解決されている可能性も有ります。でも、Tekramの問題は放って置かれると思うが(^^;
| CPU | AMD K6-200(200MHz) |
|---|---|
| Mother Board | GIGA-BYTE GA-586HX(512K) |
| Memory | 128M(16M*4+32*2,EDO,60NS,ノンパリティ) |
| Video | ATI XPERT@PLAY(8M) |
| TV Tuner | ATI ATI-TV |
| HDD | IBM DCAS-34330(4.3G、U-SCSI) IBM DAQA-32160(2.1G)*2 |
| CD-ROM | プレクスター PX-20TSI/TO(SCSI、20倍速) |
| CD-R | CDR-400T-VK(SCSI、書込4倍、読込6倍) |
| Sound | Creative Sound BlasterAWE32 |
| SCSI | TEKRAM DC-390F(UW-SCSI) TEKRAM DC-390(SCSI-2) |
| ether | PLANET ENW-8300-2T |
| MO | メルコ MOS-E230S(EPSON製ドライブ) |
| FDD | TOMCAT PC-FD35M・3B |
| 本体ケース | A5561(300W,フルタワー) |
| Keyboard | KINESIS MAXIM KB200PC |
| タブレット | WACOM ArtPadⅡ |
| スキャナー | EPSON GT-5000WIN S |
| ルーター | MN128SOHO/DSU |
| Printer | CANON BJC-210J |
| Monitor | 飯山電気 MT-8617 |
