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余ったパーツを使い、マシンをもう1台組むと前々回にお話しましたが、今回そのマシンがようやく組み上がりました。と言っても、組立は1時間とかからず終わりました。そして、何の問題も発生せずに起動し、OSのインストールも無事に終了しました。

まずは今回のパーツ構成。流用したのはCPU、CD-ROMとビデオカードぐらい。残りの本体ケース、ハードディスク、マザーボード、フロッピーディスクは新規購入という形になりました。
細かく挙げていくと

今回の目玉はなんと言っても初めてATXマザーボードを使用すると言うこと。今まで作ってきたマシンは全てATタイプだったので、ちょっとばかり新鮮。それと、マザーボードは発売されたての新顔。sis製のチップセットを使ったSocket7対応マザーボードで、スロットはAGP、PCI(3)、ISA(3)、DIMM(3)という構成。ヤマハのサウンドブラスターpro互換のチップまで搭載し、ベースクロックは85MHzまでいける(現在のリビジョンでは100MHzは無理)。これで1.48万円というのだから安いと言えるでしょう。

制作中迷ったのは、ケースの電源スイッチからのびている2本のケーブル。2本ともマザーボードに繋げるもので、片方が電源スイッチ、もう片方はレジューム用のものらしい。結局は、どちらをどっちに差しても同じことだったのだけれど、その辺の解説を英文でも良いから解説した説明書を付属して欲しいぞ。安くないんだし>本体ケース

トラブルの発生しない組立ほど面白くないものは無いなと、部屋に戻り自分のマシンを立ち上げると・・・。

フロッピーディスクドライブを狂ったようにアクセスする我が愛機。他のマシンに浮気したことに抗議しているのだろうか、一部のスペックは明らかに自分より上であると。しかも、両マシンは現在LANで接続されている・・・。なんてホラーな妄想が頭の中を過ぎる。冷静になって考えてみると、この間FDのドライバーを交換したことを思い出す。「そうだ、あれが原因に違いない」と早速ドライバーをOS付属にものに戻す。しかし、一部のファイルが壊れたらしく、O Sの動作は不安定な状態になってしまった。NTでの起動ならば何の問題も無いため、そちらで起動し、必要なファイルのバックアップを取った。
慣れた手つきで95を再インストールする。しかし、ここでミス。NTの救済ディスクを作らなかったため、95インストールの際に強制的に上書きされてしまうブートレコードを修復出来ないのです。つまり、NTも再インストール(^^;NTは殆ど手つかずな状態だったのが、せめてもの救い。重要なファイルのバックアップは出来ているから、まあいつもよりマシですね(笑)